ストレスのメカニズム~健全なストレス~

いらっしゃいませ。

うまくいかないと憂うつになり うまくいくと不安になる 悩めるシェフ です。

さて、今回はメンタルヘルスのお話です。

あなたは、ストレスを感じたことがありますか?

ストレスという言葉は知っているけれど、それが何なのか実はよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回はストレスのメカニズムについて簡単に説明します。より詳しい解説を見たい方は参考サイトを御覧ください。

参考: ストレスと体との関係 | 生活習慣病を予防する 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会

ストレスのメカニズム

  1. 脳が刺激を受ける(ストレッサー)
  2. 脳が副腎にストレスホルモンを出させる
  3. 脳や体が元気になる(ストレス反応)

まず、脳が何らかの刺激を受けます。この刺激のことをストレッサーといいます。

すると、脳は脳下垂体や自律神経を介して副腎にストレスホルモンを出すよう命令します。

命令を受けた副腎は、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのストレスホルモンを分泌します。

ストレスホルモンは、脳の活動を活発にしたり、運動能力を向上させたりします。

ストレスの効果と副作用

このようなメカニズムが「ここぞ!」というタイミングで 働くことによって、人は困難に立ち向かうことができます。スポーツをしていると時間をゆっくり感じたり、体が軽く感じたりしますが、実はストレスにより脳や体の機能が高まっているのです。

健康で 活動的な人ほど、短期間のストレス状態をたくさん経験します。歯切れ良いストレスを感じることは 健康の証 と言ってもいいでしょう。

一方、ストレスには悪い面もあります。ストレス状態が長く続くと、ストレスホルモンの副作用で 気分や体調 が悪くなります。具体的には 免疫力の低下、慢性的な疲れ、不安、睡眠障害など。

だらだら続くストレスを感じたり、全くストレスを感じないようだと、メンタルヘルス不調に 陥っている 可能性があるので注意が必要です。

今回のポイント

  • ストレスホルモンは主に副腎から出る
  • 歯切れ良いストレスは健康の証
  • ストレス状態が長く続くと、気分や体調が悪くなる

本日はここまでです、お気に召されましたか?

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それでは、またお会いできますように。