【心】お医者様も十人十色~医師の4タイプ~

by PAKUTASO

いらっしゃいませ。
今回はメンタルヘルスです。
私の経験から、心の医師を分類してみました。

これまで、私は四名の心療内科医に診ていただいているのですが、診療スタイルは人それぞれですね。

どのお医者様がいいというわけではなく、患者によって合う合わないがあるのだと思います。

そういう意味では、心の病で病院に行くときはセカンドオピニオンが重要かもしれません。

かなり乱暴ですが、今回は私が知っている4タイプを紹介してみます。

熱血タイプ

ポジティブな態度や言葉で、患者をぐいぐいと引っ張ってくれるタイプです。

「この人に任せていれば治る!」というような気がしてきます。
フィーリングが合えば、すぐに信頼関係が築かれ、治療効果が出始めるでしょう。
気分が落ち込んで、自分ではどうすることもできないような時に相性が良いタイプだと思います。

ただし、このタイプの医師には、患者が医師に依存しやすくなってしまう弱点があります。
医師は患者を助けるだけであって、治すのは患者自身であるということを肝に銘じておかないと、治療の後半で失速してしまいます。

冷静タイプ

あまり感情を表さず、静かに、冷静に対処してくれるタイプです。

患者がイライラしていようが、ウキウキしていようが、冷静に対処してくれます。
冷たいような気もしますが、いつ行っても同じ対応をしてくれる安心感があります。
気分の浮き沈みが激しく、自分の判断が正しいかどうか自信がないような時に相性が良いタイプだと思います。

ただし、このタイプの医師には、信頼関係を築くのに時間がかかりやすいという弱点があります。
信頼関係が出来上がるまでは、治療効果が出にくいかもしれません。
しかし、一度確かな信頼関係を築くことができれば、寛解まで長くお付き合いできるので、根気よく治療を続けることが肝要です。

親身タイプ

温和な態度、優しい口調で患者の傷を癒してくれるタイプです。

診察も治療の一環と考えているので、丁寧に話を聞いてくれます。
嫌な気持ちになりがちな通院ですが、このタイプの医師なら続けやすいかもしれません。
フィーリングが合えばすぐに信頼関係が築かれ、治療効果が出始めるでしょう。
自分でも何が悪いのかわからないような時に相性が良いタイプだと思います。

ただし、このタイプの医師には患者が依存しやすくなるという弱点と、もう一つ弱点があります。
患者が依存しやすい点については熱血タイプの医師と同様です。
気になるもう一つの弱点は、そもそも信頼関係が築けない場合があるという点です。
"態度や言動が嘘っぽい"と感じられたら、もう信頼関係は築けないと思ったほうがいいです。
信頼関係が築けない場合、どのタイプの医師も次の無力タイプに移行します。

無力タイプ

患者との相性が悪く、治療効果がでないタイプです。

このタイプの良いところは、「医者が頼れないので自分で治そう」と自然に思えてくる所です。
「医師は患者を助けるだけであって、治すのは患者自身である」という考え方を強力にサポートしてくれます。
したがって、一通りの治療は終えてあとは寛解に向かうだけのような時に相性が良いタイプだと思います。

弱点については書くのも憚られますが、信頼関係が築けないので治療効果があがりません。
まだ治療の後半に差し掛かっていなければ、転院することを考えたほうが良いでしょう。


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それでは、またお会いできますように。